製品情報 > 水道管の構造計算

“水道管の構造計算”は、 内圧および外圧に対する管の鉛直断面の照査、不平均力に対する防護工(コンクリートブロック・離脱防止継手・離脱防止金具・溶接継手)の照査を、次の基準書を元に行うことができる アプリケーションです。

『水道施設設計指針 2000 (社)日本水道協会』
『水道配水用ポリエチレン管・継手に関する調査報告書 平成10年9月 (社)日本水道協会』
『道路土工 カルバート工指針 平成11年3月 (社)日本道路協会』
『水道用鋼管 平成13年1月30日改正 日本水道鋼管協会』
『水道配水用ポリエチレン管及び管継手設計マニュアル 配水用ポリエチレンパイプシステム協会』

 

        
        

      

    「管の構造計算」へ           「一体長さの計算」へ           「スラストブロックの計算」 へ

管の構造計算(硬質塩化ビニル管・鋼管・ポリエチレン管・ダクタイル鋳鉄管)

  管の構造計算では、内水圧、土圧、活荷重によって生じる管の応力、たわみ率および変形率に対して、安全な管種および継手構造を選択することができます。

水道用硬質塩化ビニル管
   最高許容圧力と許容曲げ応力度より必要管厚を求めて、内圧に対する管の安全性を照査する(任意選択)。
   土圧および活荷重による管頂・管底での発生応力と管のたわみ率を求めて、外圧に対する管の安全性を照査する。
水道用鋼管
   内圧により発生する応力を求めて、内圧に対する管の安全性を照査する。
   土圧および活荷重による管底での発生応力と管の変形率を求めて、外圧に対する管の安全性を照査する。
水道用ポリエチレン管
   使用圧力と水撃圧を合わせた内水圧により発生する応力を求めて、内圧に対する管の安全性を照査する。
   土圧および活荷重による管頂・管底・管側での発生応力と管のたわみ率を求めて、外圧に対する管の安全性を照査す
   る。
水道用ダクタイル鋳鉄管
   静水圧、水撃圧の内圧と土圧、活荷重の外圧を同時に作用した場合の必要管厚を求めて、管の安全性を照査する。

   
・ 計算結果を、報告書形式で出力することが可能で、Microsoft Office Wordへの出力も他のCivil Softシリーズと同様にサ
   ポート。

 

「管の構造計算」詳細説明へ     ページの先頭へ戻る

一体化長さの計算(離脱防止継手・溶接継手・接着継手・溶着継手・離脱防止金具)

  一体化長さの計算では、曲管・丁字管・片落管等の異形管に働く不平均力に抵抗する離脱防止継手や金具を用いた場合の必要な管路一体化長さを計算することができます。

      

  

     離脱防止継手              溶着・接着・溶着継手

           

   離脱防止金具(水平曲がり)     離脱防止金具(垂直曲がり)     離脱防止金具(垂直2段曲がり)

  

   離脱防止金具(分岐−片側)     離脱防止金具(分岐−全方向)

   
・ 計算結果を、報告書形式で出力することが可能で、Microsoft Office Wordへの出力も他のCivil Softシリーズと同様にサ
   ポート。

 

「一体長さの計算」詳細説明へ     ページの先頭へ戻る

スラストブロックの計算(水平曲管・垂直上向き曲管・垂直下向き曲管・片落ち管)

  曲管・丁字管・片落管等の異形管に働く不平均力に抵抗するのに必要なスラストブロックの照査を地耐力の照査も含め実施することが可能です。

      

・ 水平曲管の計算                           ・ 垂直上向き曲管の計算
   曲管部に水平に不平均力がかかる場合の計算         曲管部に垂直上向きに不平均力がかかる場合の計算

      

・ 垂直下向き曲管の計算                       ・ 片落管の計算
   曲管部に垂直下向きに不平均力がかかる場合の計算     片落管(口径変化部)に不平均力がかかる場合の計算

   
・ 計算結果を、報告書形式で出力することが可能で、Microsoft Office Wordへの出力も他のCivil Softシリーズと同様にサ
   ポート。

 

「スラストブロックの計算」詳細説明へ     ページの先頭へ戻る

諸元設定

  ダクタイル鋳鉄管、ポリエチレン管、鋼管、塩化ビニル管および自動車荷重の各諸元値を、あらかじめ諸元データとして登録することが可能で、追加、変更および削除等の編集を随時行うことが可能です。

 

・ 管の種類毎に諸元値(呼び径・外径・管厚・有効長・重量・許容応力・降伏歪み・設計照査用最大伸び量・許容伸縮量・許
   容屈曲角等)を設定することが可能。
・ 荷重毎に総重量、前・後輪荷重、車両設置幅、分布角を設定することが可能。

 

ページの先頭へ戻る

アプリケーションの特徴

 同時に複数の照査結果を確認(マルチドキュメント機能)

・ 照査を行う際に複数のケースを同時に扱うことが可能で、異なる管の種類による安全性の比較を容易に確認。
 

 ドラック&ドロップの機能

・ 各検討で共有している入力データ(設計条件)は、ドラック&ドロップの機能により、他の検討ケースにコピーすることが可
   能。
 

 インテリマウスのホイールボタン機能

・ ホイールボタンを指定することにより、同一検討条件の新規検討データを自動作成することが可能。
・ ホイールボタン機能により、一部の条件を変更して比較検討する場合などに容易に実行可能。
 

お問い合わせ


  上記についてご不明な点が御座いましたら、お近くの弊社営業所までお問い合わせください。

   尚、上記記載内容につきましては改良のため予告なしに変更する場合があります。

ページの先頭へ戻る