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ボックスカルバートの構造計算−液状化および浮き上がりの検討

 設計地盤が地下水で飽和した砂質士および軟弱な中間土で構成されている場合、その地層の液状化の可能性の有無について判定を行うことが可能です。また、ボックスカルバート周辺地盤の液状化に伴う浮上がりの安全性の照査を行うことが可能です。

浮き上がりの検討

 
・ ボックスカルバートの形状は、「本体横方向の検討」と同様に、任意の寸法による設定に加え、製品名称および呼び寸法
  を指定することにより、あらかじめ登録された形状寸法を設定することも可能。
・ 底版形状は、「標準タイプ」、「インバートタイプ」に対応可能。
・ 上載土のせん断抵抗、側面の摩擦抵抗、舗装・路盤の重量を考慮するかしないかの選択が可能。
・ 上載土の荷重、上載土のせん断抵抗、側面の摩擦抵抗の計算において、原地盤の土質条件とは別に埋戻土の土質条
  件を設定することが可能。
・ 自重にハンチおよびインバート重量を考慮することが可能。

 

液状化の判定

 
・ 設計地震動の対象基準を『日本道路協会 2012年版』、『日本水道協会 2009年版』および『日本下水道協会 2006年版』から選択することが可能。
・ 液状化層と判定された場合の各層の液状化による沈下量を算出することが可能。
・ 液状化に対する抵抗率FLの値に応じた耐震設計上の土質定数の低減係数の算出を行うことが可能。
・ 設計地盤の液状化指数PLを算出することが可能。
・ 液状化に対する抵抗率FLが折れ線グラフで表示されるため、結果が一目で確認可能。

 

結果出力

 
・ 計算結果は、報告書型式で出力でき、Microsoft Office Wordへ出力することも可能。
・ ページ番号や枠線を挿入することが可能。
・ 報告書形式の計算書作成の他に、計算結果一覧表示を行うことができ計算結果を即座に確認することが可能。
  

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