製品情報 > 管の構造計算の主な機能〜

本プログラムは下記の基準により、コンクリート管、陶管、塩ビ管、自立更生菅の構造計算を報告書タイプの計算結果を出力します。

  ・「下水道協会規格(JSWAS)」                   (社)日本下水道協会
  ・下水道用管(剛性管)に係る土圧報告書 昭和63年7月   (社)日本下水道協会
  ・管更生の手引き(案)平成13年6月               (社)日本下水道協会
  ・「下水道推進工法の指針と解説2000年版」          (社)日本下水道協会
  ・「道路土工カルバート工指針平成22年3月」          (社)日本道路協会
  ・「道路土工カルバート工指針平成11年3月」          (社)日本道路協会
  ・「推進工法講座 計算例編」                    (社)日本下水道管渠推進技術協会
  ・「技術資料ヒューム管設計施工要覧」                          全国ヒューム管協会
  ・「農業集落排水施設設計指針 平成14年度改訂版」     農業集落排水事業諸基準等作成全国検討委員会


        

                                      ◆さらに 便利になった「管の構造計算Ver3.1」の追加機能は、こちらから

 

管の構造計算使用計算式

下水道協会----------鉄筋コンクリート管----下水道協会式
                              マーストン溝型式
                              下水協直士圧式
                              緩み土圧式
                              下水道協会式(360°巻立て管)※
                              マーストン溝型式(360°巻立て管)※
                           陶管---------------下水道協会式
                              マーストン溝型式
                              下水協直土圧式
                               緩み土圧式
                           塩化ビニル管------- 鉛直士圧式
                                緩み土圧式
                          自立更生管-------- ヤンセン公式
                               鉛直士圧式
                                緩み土圧式
道路土工(平成21年)---剛性管-------------突出型式
                              溝型式
                              突出型式(360°巻立て管)※
                              溝型式(360°巻立て管)※
                          たわみ性管---------溝型式
道路土工(平成11年)---鉄筋コンクリート管---突出型式
                              溝型式
                              突出型式(360°巻立て管)※
                              溝型式(360°巻立て管)※
                          陶管---------------突出型式
                               溝型式
                          塩化ビニル管------- 溝型式
日本下水道管渠-------鉄筋コンクリート管--- マーストン溝型式・突出型式
管渠推進技術協会-----陶管--------------- マーストン溝型式・突出型式
農業集落排水施設-----とう性管------------ 鉛直士圧式+スパングラー公式
設計指針--------------不とう性管--------- 突出型式+ランキン公式

 注:・※印の計算式は、オプションです。
   ・自立更生管の更生管厚の計算方法は、
    「曲げ強度による方法」「たわみ率による方法」の2タイプで計算が可能です。
   ・緩み土圧式による計算は、多層の土質データであっても計算可能です。 

入力条件

・「管種」・「菅径」をリストから指定し計算可能。
(管種の詳細は、管諸元設定の数値を引用します)
・活荷重の設定は、「1後輪荷重〔T25・T20・T14〕」・「等分布荷重」の2タイフにより活荷重の計算可能。(自動車荷重により設定可能)
・土留め矢板は、「素掘・木矢板」・「鋼矢板」の2タイプによる選択可能。
・矢板引き抜き時の付加士圧は、「考慮する(矢板長を固定する)」・「考慮する(根入れ長を固定)」・「引抜きを考慮しない」の
 3タイプによる土圧の計算を選択可能。
・基礎支承条件は、「砂・土基礎」・「コンクリート基礎」・「全ての基礎支承条件」の3タイプでの設定可能。
 (一度に全ての基礎支承角にて計算することも可能です)
■基本条件での入力項目■
・「埋戻し土の単位体積重量」 ・「埋戻し土の内部摩擦角」 ・「土被り」
・「埋戻し土の変形係数」 ・「基礎地盤の変形係数」 ・「掘削溝幅」
・「突出型式における定数」 ・「突出比」 ・「沈下比」
・「基礎材の反力係数」 ・「変形遅れ係数」 ・「活荷重により変形遅れ係数」
 基本条件は公式によっては項目が異なる場合があります。
   

計算条件

■許容曲げモーメント安全率■
・管の曲げモーメントに対する安全率を入力可能
■活荷重の低減率■
・断面力による低減係数を考慮する場合に選択可能
■活荷重の衝撃係数■
活荷重の計算をする場合の衝撃係数の基準を2タイプから選択可能
・道路土工による衝撃係数
・下水道協会指針による衝撃係数
■支承条件による係数■
・道路土工による支承係数
・下水道協会指針による支承係数
■土被りピッチにより指定計算■
・最大〜最小土被りまで指定したピッチにより同時計算可能
■土被り複数指定計算■
・任意の土被りを複数指定して同時計算可能
 

支承角係数・自動車荷重設定

■支承角係数■
・ツリービュー形式で、計算タイプ別に菅種(鉄筋コンクリート・陶管・塩ビ管)および計算式が表示されますので、
 簡単に目的の基礎形状・基礎支承角別の支承係数を設定できます。
■自動車荷重設定■
・自動車荷重を自由に設定することが可能でシステム登録することもできます。
 

360°巻立て管(オプション)

■外圧荷重の計算の有無を設定可能■
・外圧荷重を計算する場合には、コンクリート180°基礎による照査を行い満足しない場合に、360°巻立て管の計算を行います。
 また、外圧荷重を計算しない場合には、360°巻立て管の計算のみ行います。
■ヒューム管仕様での入力項目■                      
・「コンクリート設計基準強度」「コンクリートヤング係数」「コンクリート圧縮破壊ひずみ」「鉄筋量を鉄筋比から求める〜鉄筋比」
 「鉄筋量を直接指定する〜鉄筋断面積」「鉄筋の降伏点」「鉄筋のヤング係数」
■巻立て管の中心までの半径Rの求め方■
・「R=(dh+th+tc)/2」
・「R=dh/2+th+tc/2」
■安全係数■
・「使用限界状態」「終局限界状態」
■巻立て部仕様■
・「巻立て厚」  ・「巻立て部単位体積重量」
・「コンクリート設計基準強度」  ・「コンクリートヤング係数」
・「コンクリート圧縮破壊ひずみ」
・「上下部の鉄筋〜異形鉄筋・丸鋼鉄筋」
・「側部の鉄筋〜異形鉄筋・丸鋼鉄筋」
・「配筋のピッチ」  ・「鉄筋のかぶり」
・「鉄筋の降伏点」  ・「鉄筋のヤンク係数」
  

管諸元データ・管諸元設定

・管諸元データは、追加・変更・編集も可能です。
・管諸元データのみを諸元データファイルとして保存することが可能です。
・管諸元データの追加・変更・編集も可能です。
標準の管諸元データは、下記の内容です。
○鉄筋コンクリート
 ・鉄筋コンクリート管(A-1)
 ・推進工法用鉄筋コンクリート管(A-2)
 ・鉄筋コンクリート卵形管(A-5)
 ・小口径推進工法用鉄筋コンクリート管(A-6)
 ・推進工法用ガラス繊維鉄筋コンクリート管(A-8)
 ・下水道台付鉄筋コンクリート管(A-9)
 ・下水道用レジンコンクリート管(K-11)
 ・下水道推進工法用レジンコンクリート管(K-12)
 ・コア式プレストレスコンクリート管(PC管)
○塩化ビニル管
 ・硬質塩化ビニル管(K-1)
 ・強化プラスチック複合管(K-2)
 ・硬質塩化ビニル卵形管(K-3)
 ・高剛性硬質塩化ビニル卵形管(K-4)
 ・高剛性硬質塩化ビニル管(K-5)
 ・推進工法用硬質ビニル管(K-6)
 ・下水道用リブ付硬質塩化ビニル管(K-13)
○ポリエチレン管
 ・下水道用ポリエチレン管(K-14)
 ・高耐圧ポリエチレン管(PE)
○陶管                       
 ・下水道用陶製卵形管(R-1)
 ・下水道用陶管(R-2)
 ・下水道用推進推進工法用陶管(R-3)
 ・下水道用ハイセラミック管
管諸元データは他の「Civil Plaza」商品にも利用できます。
 

プログラムの特徴・基本機能

■コンビニエンス機能について■
検討する際に複数のケース(マルチドキュメント)を同時に扱うことが簡単な操作で行えます。
・ドラック&ドロップの機能により、計算の共通する入力データがコピーされます。
・インテリマウスのホイールボタンを押すと、指定したデータと同じ新規計算が自動的に入力された状態で作成します。
 一部の条件を変更して比較する場合などに大変便利です。

■ページ設定■
・枠線「枠線の表示・非表示」「線種・太さ」「余白」の設定可能。
・ページ番号「スタイル」「ページ番号の表示・非表示」「開始番号の数値入力」「文字書式・サイズの選択」「表示位置」の設定可能。
・会社名「表示・非表示」「会社名入力」「フォント選択」「表示位置」の設定可能。
・書式「文章の行間」「タイトル文字表示・非表示」「設定項目の文字書式・サイズの選択」の設定可能。
・絵図「印字される図の文字書式・サイズ」の設定可能。
・ページ設定では、ワープロソフト等と同様の充実した設定が行え、TrueTypeフォントも使用でき、計算書類を理想のまま印刷できます。
 また、同時に複数の計算結果を印刷プレビューで表示することも可能です。

■計算書出力について■
Microsoft Wordに計算結果を高速で直接出力することができ、
計算書における数式や図形および表など全てWordで作成した場合と同じように、
ネイティブなWordデータとして出力され、見出しマップも自動的に作成されますので文章の検索や編集が容易にできます。
 ※直接プリンタやPDFファイルにも出力することができます。
 ※計算書出力は、Microsoft Word2000/2002/2003/2007/2010での対応になります。
 ※PDFファイルを出力する場合には、別途Adobe Acrobatが必要になります。
 

CivilPlazaシリーズと同じ基本機能・・・・

・Word出力など、他のCivilPlazaシリーズと同じ基本機能を有しておりますので、土質データも共有可能で操作も同じですので戸惑うことがなく使用できます。

■定価■  システム    200,000円(税抜き)
       オプション  50,000円(税抜き)(コンクリート360°巻立て管)
      (※オプション機能を使用するには、システムが必要となります)

■保守料金(年額)■    10,000円(税抜き)