推進工法-曲線推進(オプション)

  曲線推進では、「推進管継手部の開口長の算定」、「推進抵抗力の算定」および「曲線部の側方地盤反力に対する管の強度の検証」を行い、曲線推進における安全な管種を選定することが可能で、設計条件で設定されている「計算タイプ」および設定項目で計算する事が可能です。また、S字など複数の曲線部があるような線形でも計算可能です。

 

曲線推進時の推進管継手部の開口長の計算において、開口長の算出のみ行うことが可能。
・ 地震時による抜出し長を考慮した曲線推進部の開口長の照査を行わず、曲線推進時のみの開口長による照査を行う場
   合、許容値について「許容開口長さ」または「継手部許容脱出量」のどちらかで照査することが可能。
・ 許容値を「許容開口長さ」または「継手部許容脱出量」のどちらかを選択した場合、あらかじめ登録されていた許容値を自
   動設定して照査することが可能。さらに、許容値に推進伝力伝達材の厚さを考慮したりしなかったりすることが可能。
・ 曲線部の側方等分布荷重に対する管の安全性照査は行わず、曲線部の管の耐荷力のみ算出することも可能。
・ 地山の側方地盤反力に対する管の強度の検証で用いる地山の分布範囲は「軸方向の分布範囲を影響範囲係数より算
   出(周方向90°分布)」と「軸方向の分布範囲を管長に対しての割合を入力(周方向の180°分布」から選択可能。『下水
   道推進工法の指針と解説 2010年版 社団法人日本下水道協会』では、「軸方向の分布範囲を影響範囲係数より算出
   (周方向90°分布)」としている。
・ 推進抵抗を求める時のkの値を「曲線部の推進方向に対する法線方向力の摩擦抵抗に関わる係数を入力」および「推進
   管と地山の摩擦係数より計算」から選択可能。

   
 

・ 計算結果を画面により確認可能。
・ 計算結果を、報告書形式で出力することが可能で、Microsoft Office Wordへの出力も他のCivil Plazaシリーズと同様にサ
   ポート。

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