製品情報 > CivilRapid ver5.0 自動作図(仮設土留工)の主な機能〜

Civil Rapidに新たな機能として、自動作図機能が追加になりました。
入力画面の順番に、寸法等の数値を入力していくと、平面図や断面図の部品図が作成され、これらを任意に配置することで仮設図の作成が容易に行えるようになりました。
土留めの種類としては、鋼矢板立坑および鋼矢板開削土留工の2種類に対応しております。
     

仮設図自動作図の特徴

当機能は、簡単な数値入力により「鋼矢板立坑」「鋼矢板開削土留工」仮設図の自動作図を行います。
入力項目には、「鋼矢板立坑」「鋼矢板開削土留工」の形状・寸法のみでなく、支保工、覆工板、基礎工もございますので、詳細な仮設図の自動作図が可能です。また、平面図・覆工平面図・断面図の作図ができるため、そのまま詳細設計での仮設図として使用していただける仕上がりとなっております。

 

 

鋼矢板立坑仮設図

■土留工形状■
・路面覆工タイプ
 路面覆工を作図するかどうかの選択が可能です。
 路面覆工の配置方向や地山に直接設置するかどうかの設置タイプの選択が可能です。
・土留工形状
 地盤高、立坑寸法、立坑基礎形状等の入力を行います。
・矢板形状
 矢板の種類、規格を選択し、矢板長さや矢板位置等の入力を行います。

■路面覆工(覆工板)形状■
・路面覆工形状
 路面覆工形状の入力を行います。
 立坑中心と路面覆工中心がずれている場合は、中心の偏芯位置を入力することが可能です。
・覆工板スケジュール
 覆工板の規格や設置枚数のスケジュールを設定します。

 
■路面覆工(受桁・桁受)形状・支保工タイプ■
・覆工板受桁形状
 覆工受桁材の種類や規格を選択します。
・地山設置の桁受形状
 路面覆工の設置タイプを地山に直接設置とした場合、
 桁受の設置の有無や桁受材の種類・タイプを設定します。
 また、桁受下部に基礎を設置する場合は、基礎材の寸法を入力します。
・矢板天端設置の桁受形状
 路面覆工の設置タイプを矢板天端に直接設置とした場合、
 桁受の設置位置を矢板の外側か内側かの選択が可能です。
・支保工タイプ
 腹起し材、中間梁材、火打ち材の種類とタイプを選択します。

■支保工形状■
・支保工形状
 支保工の段数ごとに、設置位置、設置本数を入力します。
 支保工形状一覧に、選択された支保工材の設置位置や規格が表示されます。
・腹起し材形状
 腹起し材の規格を選択します。
・中間梁材形状・火打ち材形状
 中間梁、腹起し隅部および中間梁の火打ちを設置するかどうかの選択が可能です。
 設置する場合、鋼材の規格を選択し、設置位置を入力します。

■作図条件設定(鋼矢板立坑・鋼矢板開削土留工共通)■
・作図条件
 作図スタイルや図面縮尺を選択します。
・図面情報確認
 新規に図面を作成するかどうかの選択が可能です。また、図面の用紙サイズや用紙方向の指定を行います。
 

鋼矢板開削土留工

■土留工形状■
・路面覆工タイプ
 路面覆工を作図するかどうかの選択が可能です。
 路面覆工の配置方向や地山に直接設置するかどうかの設置タイプの選択が可能です。
・土留工形状
 地盤高、土留工寸法、土留工基礎形状等の入力を行います。
・矢板形状
 矢板の種類、規格を選択し、矢板長さや矢板位置等の入力を行います。

■路面覆工(覆工板)形状■
・路面覆工形状
 路面覆工形状の入力を行います。
 掘削幅中心と路面覆工中心がずれている場合は、中心の偏芯位置を入力することが可能です。
・覆工板スケジュール
 覆工板の規格や設置枚数のスケジュールを設定します。

 
■路面覆工(受桁・桁受)形状・支保工タイプ■
・覆工板受桁形状
 覆工受桁材の種類や規格を選択します。
・地山設置の桁受形状
 路面覆工の設置タイプを地山に直接設置とした場合、
 桁受の設置の有無や桁受材の種類・タイプを設定します。
 また、桁受下部に基礎を設置する場合は、基礎材の寸法を入力します。
・矢板天端設置の桁受形状
 路面覆工の設置タイプを矢板天端に直接設置とした場合、
 桁受の設置位置を矢板の外側か内側かの選択が可能です。
・支保工タイプ
 腹起し材、中間梁材、火打ち材の種類とタイプを選択します。

■支保工形状■
・支保工形状
 支保工の段数ごとに、設置位置、設置本数を入力します。
 支保工形状一覧に、選択された支保工材の設置位置や規格が表示されます。
・腹起し材・切梁材形状
 腹起し材、切梁材の規格を選択します。
・火打ち材形状
 中間梁の火打ちを設置するかどうかの選択が可能です。
 設置する場合、鋼材の規格を選択し、設置位置を入力します。
 

設定

■基本設定■
図面のサイズや縮尺、基本属性などを設定します。
テンプレート参照設定でCAD製図基準のテンプレートや任意のテンプレートを開き、参照することが可能です。

■寸法・注釈設定■
寸法スタイル、注釈スタイル、注釈文字の設定を行います。寸法スタイルでは、連続する寸法線に狭い部分が存在した場合に、寸法文字位置を外側に変更することが可能です。

 
■タイトル設定■
平面図・断面図のタイトル作図位置の指定やタイトル文字の色彩やフォントなどを設定します。

■記号設定■
図面に表示する地盤記号、標高記号、コンクリート記号、砕石記号、切断記号を設定します。