バージョンアップ商品情報　-　更生管の構造計算　

製管工法で更生された管路の計算で、常時計算に加え耐震設計が可能になります

更生管の構造計算では、これまで常時構造計算が可能でしたが、耐震設計も可能となり以下の計算が可能となります。

　常時鉛直断面の構造計算　+　地震時液状化の計算　+　地震時鉛直断面の計算　+　地震時管きょ継手部の計算　+　地震時浮き上がりの計算

常時　鉛直断面の計算

■基本条件の入力■
・更生管の施工タイプの選択が可能。（現在はＡタイプのみ）
・活荷重は、自動車荷重、軌道荷重、等分布荷重からの選択が可能。
■既設管条件・更生管条件の入力■
・既設管の管種は鉄筋コンクリート管、レジンコンクリート管等の選択が可能。また、全ての計算において、既設管部分を無視して
　モルタルのみで計算を行うことや断面照査に係わる部分のみ既設管を無視することが可能。
・更生管は任意の内径が入力可能。更生材（プロファイル材料）の条件、補強鉄筋の条件、充填モルタルの条件など詳細な入力が可能。
■設計条件の入力■
・断面力照査方法として、許容応力度設計法・限界状態設計法の選択が可能。
・荷重係数・構造解析係数を任意に入力可能。

　　＞＞＞常時鉛直断面の計算の詳細は[更生管の構造計算]をご覧下さい。
　　

地震時　鉛直断面の計算

■計算手法■
・常時荷重のほかに、地震動による深さ方向の相対変位を地盤を介して、外力に変換した地震時水平土圧により、
　多節点骨組構造計算（フレーム計算）を用いて地震時円形管きょ鉛直断面の検討を行います。
■既設管条件・更生管条件の入力■
・既設管の管種は鉄筋コンクリート管、レジンコンクリート管等の選択が可能。また、全ての計算において、
　既設管部分を無視してモルタルのみで計算を行うことや断面照査に係わる部分のみ既設管を無視することが可能。
■設計条件の入力■
・断面力照査方法として、許容応力度設計法・限界状態設計法の選択が可能。
・常時荷重条件、地震時荷重条件それぞれにおいて、埋戻し土の選択が可能。
・荷重係数・構造解析係数を任意に入力可能。
　　

地震時　管きょ継手部の計算

更生管きょと更生管きょの継手部の屈曲角および抜出量の検討を行います。
布設条件、既設管条件、更生管条件を入力し以下の検討を行うことが可能です。
■検討可能項目■
　　・　地震動による屈曲角　・　地震動による抜出量　・　地盤沈下による屈曲角と抜出量
　　・　地盤の液状化に伴う永久ひずみによる抜出量　・　傾斜地の永久ひずみによる抜出量　・　硬軟急変部のひずみによる抜出量
　　・　浅層不整形地盤での抜出量　・　地盤急変部での抜出量　・　急曲線部での影響
　　

地震時液状化の計算

■液状化の可能性の有無について判定を行います■
・レベル１地震動とレベル２地震動それぞれに対する検討が可能。
・液状化の可能性の判定の他にも、沈下量の計算が可能。
・液状化に対する抵抗率FLの値に応じた耐震設計上の土質定数の低減係数の算出を行うことが可能。
・多層地盤の入力が可能。
　

地震時浮き上がりの計算

■管きょの液状化による浮き上がりの計算を行います■
・既設管きょ・更生材の形状寸法は任意に入力可能。
・舗装・路盤を考慮するかしないかの選択が可能。
・浮き上がりに抵抗する力の計算において埋戻し土で計算することが可能。
・多層地盤の入力が可能。
　

　　＞＞＞その他、更生管の構造計算の基本機能についてはこちらをご覧下さい。
　

※ご不明な点等がございましたら、お近くの弊社営業所までお問い合わせください。