製品情報 > 雨水調整池計算
“雨水調整池計算”は、雨水調整池計算におけるハイエト・ハイドログラフ及び調整池容量・放流量の計算を次の基準書を元に行うことができるアプリケーションです。
また、出力も報告書タイプの詳細な計算結果で印刷されるアプリケーションです。
『下水道雨水調整池技術基準(案)解説と計算例 昭和59年10月 社団法人日本下水道協会』
『防災調節地等技術基準(案)解説と設計実例 平成13年8月 社団法人日本河川協会』
『水理公式集 昭和60年版・平成11年版 社団法人土木学会』
『下水道施設計画・設計指針と解説 2001年版 社団法人日本下水道協会』
流出計算
[基本条件]
・ 計算条件
ハイドロ・ハイエト計算を行う際の計算間隔(タイムステップ)と計算継続時間を設定することが可能。
・ 降雨強度
流出量計算に用いる降雨強度の算定タイプを「降雨強度式」と「実降雨強度」より選択することが可能。
算定タイプを「降雨強度式」とした場合、降雨の波形を「前方集中型」、「中央集中型」および「後方集中型」の3パターンよ
り選択が可能。
・ 流出量
流出量の算定タイプを「合理式」と「修正RRL法」より選択することが可能。
流達時間の算定タイプを「直接入力」、「等流流速法」または「土研式」より選択することが可能。
[降雨強度式]
・ 降雨強度式は「タルボット型」、「シャーマン型」、「久野・石黒型」、「クリーブランド型」、「固定式」または「自由式」から選
択が可能。
・ 降雨強度式は降雨継続時間内において複数式の使用が可能。
[実降雨強度]
・ 実際の降雨波形のデータをもとにタイムステップごとの降雨の設定が可能。
[合理式]
・ 計画区域の面積、流出係数および流達時間を設定し、合理式による算定によりハイドログラフを作成。
・ 流達時間の設定は、[基本条件]の流出量で指定した流達時間タイプ毎に指示される。「等流流速法」および「土研式」で
は計算単位時間を調整することが可能。
[修正RRL法]
・ 計画区域の等流達時間帯面積、不浸透面積比およびS-Q曲線条件等を設定し、修正RRL法による算定によりハイドログ
ラフを作成。
雨水調整容量
[基本条件]
・ 計算条件
ハイドロ・ハイエト計算を行う際の計算間隔(タイムステップ)と計算継続時間を設定することが可能。
・ 降雨強度
流出量計算に用いる降雨強度の算定タイプを「降雨強度式」と「実降雨強度」より選択することが可能。
算定タイプを「降雨強度式」とした場合、降雨の波形を「前方集中型」、「中央集中型」および「後方集中型」の3パターンよ
り選択が可能。
・ 流出量
流出量の算定タイプを「合理式」と「修正RRL法」より選択することが可能。
流達時間の算定タイプを「直接入力」、「等流流速法」または「土研式」より選択することが可能。
・ 流出量
流出量の算定タイプを「合理式」と「修正RRL法」より選択することが可能。
流達時間の算定タイプを「直接入力」、「等流流速法」または「土研式」より選択することが可能。
・ 貯留施設形状
貯留施設の形状タイプを「池形状」と「管路形状」より選択することが可能。
[降雨強度式]
・ 降雨強度式は「タルボット型」、「シャーマン型」、「久野・石黒型」、「クリーブランド型」、「固定式」または「自由式」から選
択が可能。
・ 降雨強度式は降雨継続時間内において複数式の使用が可能。
[実降雨強度]
・ 実際の降雨波形のデータをもとにタイムステップごとの降雨の設定が可能。
[合理式]
・ 計画区域の面積、流出係数および流達時間を設定し、合理式による算定によりハイドログラフを作成。
・ 流達時間の設定は、[基本条件]の流出量で指定した流達時間タイプ毎に指示される。「等流流速法」および「土研式」で
は計算単位時間を調整することが可能。
[修正RRL法]
・ 計画区域の等流達時間帯面積、不浸透面積比およびS-Q曲線条件等を設定し、修正RRL法による算定によりハイドログ
ラフを作成。
[放流施設]
・
許容放流量の設定
調整池の放流先(下流施設)の許容放流量を設定することで、計画した施設が許容放流量を満足しているかを検証するこ
とが可能。
・
放流施設の設定
オリフィス形式(円形・矩形)、堰形状およびポンプ形式の複数組み合わせの設定が可能。
オリフィス敷高、水位、許容放流量を設定することによりオリフィス断面形状の仮定計算が可能。
[調整池形状]
・ 調整池形状の諸元は、池形状・管路形状(貯留管)各々のダイアログにて入力。
・ 調整池(池形状)のボリューム計算は、[計算設定]で錐台形状か柱体形状の選択が可能。
[簡易式による調整容量計算]
・ 簡易式による調整池の最大必要調整容量(m3)の計算が可能。
計算結果
・ 調整池容量計算の結果(許容放流量の合否、調整池容量の合否)について分かりやすく表示。
・ 計算ステップごとの雨量、流出量、施設貯留量、施設放流量を一覧表にて表示。
ハイドログラフ、水位放流グラフ
・ ハイエトハイドログラフ
降雨強度式、洪水到達時間、ピーク流出量の計算式等の入力によりハイエトグラフ、ハイドログラフの出力が可能。、
・ 水位・放流量グラフ
調整池形状、放流施設形状、許容放流量等の入力により、調整池水位グラフ及び流入量・放流量グラフの出力が可能。
・ ハイエト・水位グラフ
調整池形状、放流施設形状、許容放流量等の入力により、ハイエトグラフ及び調整池水位グラフの出力が可能。
プログラムの特徴・基本機能
■コンビニエンス機能について■
検討する際に複数のケース(マルチドキュメント)を同時に扱うことが簡単な操作で行えます。
・ ドラック&ドロップの機能により、計算の共通する入力データがコピーされます。
・ インテリマウスのホイールボタンを押すと、指定したデータと同じ新規計算が自動的に入力された状態で作成します。一部
の条件を変更して比較する場合などに大変便利です。
■ページ設定■
・ 枠線「枠線の表示・非表示」「線種・太さ」「余白」の設定可能。
・ ページ番号「スタイル」「ページ番号の表示・非表示」「開始番号の数値入力」「文字書式・サイズの選択」「表示位置」の設
定可能。
・ 会社名「表示・非表示」「会社名入力」「フォント選択」「表示位置」の設定可能。
・ 書式「文章の行間」「タイトル文字表示・非表示」「設定項目の文字書式・サイズの選択」の設定可能。
・ 絵図「印字される図の文字書式・サイズ」の設定可能。
・ ページ設定では、ワープロソフト等と同様の充実した設定が行え、TrueTypeフォントも使用でき、計算書類を理想のまま印
刷できます。また、同時に複数の計算結果を印刷プレビューで表示することも可能です。
CivilPlazaシリーズと同じ基本機能・・・・
・ Word出力など、他のCivilPlazaシリーズと同じ基本機能を有しておりますので戸惑うことがなく使用できます。
・ スタンドアロンでのプロテクトは『USBタイプ』のみとなります。 |