製品情報 > 泥水処理計画
“泥水処理計画”は、
次の基準書を参考に『物質収支計算』および『泥水輸送計画』の計算検討が可能です。また、出力もバランスシートはもちろん報告書タイプの詳細な計算結果で印刷されるアプリケーションです。
『下水道推進工法の指針と解説 2010年版 社団法人日本下水道協会』
『下水道推進工法の指針と解説 2003年版 社団法人日本下水道協会』
『下水道推進工法の指針と解説 2000年版 社団法人日本下水道協会』
『下水道用設計積算要領−管路施設(推進工法)編 2004年版 社団法人日本下水道協会』
『下水道用設計積算要領−管路施設(推進工法)編 2002年版 社団法人日本下水道協会』
『下水道用設計積算要領−管路施設(推進工法)編 2000年版 社団法人日本下水道協会』
『推進工事設計計算例小口径管推進工法高耐荷力方式(泥土圧式)平成九年度 社団法人日本下水道管渠推進技術協会』
『推進工法用設計積算要領泥水推進工法編平成十一年度 社団法人日本下水道管渠推進技術協会』
物質収支計算
泥水処理計画における『物質収支計算』を行い、併せて一次処理及び二次処理での「泥水処理装置の規格および台数の検討(使用台数の組合せ可能)」も同時に行うことができます。また、出力前にバランスシートを画面上で確認することもできます。
■基本入力■
・ シールド外径を「管外径」または「掘削機外径」から選択することが可能。
・ 掘進管長及び掘進速度の入力が可能。
・ 「一次処理」、「二次処理」の処理方法を選択することが可能。
・ 「管諸元設定」、「掘削機設定」「泥水処理装置設定」など計算に必要な設定が自由に設定可能です。
・ 「掘削機設定」では掘削機外径及び掘削機長、「泥水処理装置設定」では送排泥管諸元、土質区分、施工区分、一次処
理機、二次処理機、攪拌機付水槽、溶解槽(CMC)、水槽、アルカリ水中和装置、粘土槽、土砂ホッパの設定が可能で
す。
・ 土質データを土質条件と基本条件の入力値により、シールド外径内で互層になっていても自動的に土質条件の整理を行
い計算することができます。計算された土質データは出力前に確認できる他に印刷の指定により単独での出力も可能で
す。また、計算に必要な土質条件を直接入力することも可能です。
■泥水処理装置の規格及び台数の検討を行う■
・ 「土質区分」は、泥水処理装置設定で設定されている土質区分を選択します。大中口径及び小口径で、各3タイプの土質
区分が設定されています。
・ 「施工区分」は、施工区分を昼間及び昼夜間より選択します。
・ 「一次処理機」、「二次処理機」、「調整槽」、「余剰泥水槽」、「ろ水槽」、「沈殿槽」、「清水槽」、「溶解槽」、「アルカリ中和
装置」および「土砂ホッパ」は、泥水処理装置設定で設定されている規格の指定及び自動計算の選択が可能。
・ 「脱水1回当りのサイクルタイム」は、二次処理の場合の脱水1回当りのサイクルタイムを入力します。
・ 「一日当り作業時間」は、選択した施工分での一日当り作業時間を入力します。
■土質データを設定する(直接入力)■
・ 計算に必要な土質データを直接入力する場合に選択します。この場合には「土粒子の真比重」、「地山の含水比」、「粒度
構成(礫、砂、シルト、粘土)」の入力を行います。また、直接入力しない場合には、土質データより自動的に条件をもとに
土質データの整理を行います。
■計算方法■
・ 「排泥水計算」および「一時分離計算」の計算方法を『下水道推進工法の指針と解説 2003年版』か『下水道用設計積算
要領−管路施設(推進工法)編 2000年版』より選択が可能。
・ 計算を実数で行うかの設定が可能です。
・ 計算結果を画面により確認可能。
・ 計算結果を、報告書形式で出力することが可能で、Microsoft Office Wordへの出力も他のCivil Plazaシリーズと同様にサ
ポート。
泥水輸送計算
泥水処理計画における「泥水輸送計画」を行い、送泥ポンプおよび排泥ポンプの選定計算を行います。
■基本入力■
・ 計算方法は、「ポンプの規格から選択する方法(日本下水道管渠推進技術協会)」と「性能曲線から選択する方法(日本
下水道協会)」から選択することが可能。また、「性能曲線から選択する方法(日本下水道協会)」の場合、吸引可能揚程
による中継ポンプ台数の式について『下水道推進工法の指針と解説 2000年版』と『下水道用設計積算要領−管路施設
(推進工法)編 2002年版』から選択することが可能。
・ 送排泥管の抵抗損失計算式を「ヘーゼン・ウィリアムスの式」と「ウィリアム・ハザンの式」から選択可能。
・ 物質収支計算同様の入力設定が可能で、このほか泥水輸送計算に必要な条件を入力することができます。
・ 「立坑ポンプ」は、立坑内ポンプ及び電動機余裕係数を設定することができます。
・ 「埋没条件2」は、立坑深さ、調整槽までの距離、処理機までの距離、処理吐出高さ、バルブおよびエルボの相当直管長さ
を設定することができます。
■土質データを設定する(直接入力)■
・ 計算に必要な土質データを直接入力する場合に選択します。この場合には「土粒子の真比重」、「地山の含水比」、「粒度
構成(礫、砂、シルト、粘土)」の入力を行います。また、直接入力しない場合には、土質データより自動的に条件をもとに
土質データの整理を行います。
■計算方法■
・ 計算を実数で行うかの設定が可能です。
・ 計算結果を画面により確認可能。
・ 計算結果を、報告書形式で出力することが可能で、Microsoft Office Wordへの出力も他のCivil Plazaシリーズと同様にサ
ポート。
泥水処理計画の諸元設定
泥水処理計画における「泥水処理装置設定」、「掘削機設定」および「ポンプ性能曲線」
は、てあらかじめ諸元データとして登録することが可能で追加、変更および削除等の編集を随時行うことができます。また、諸元データで設定されたデータが入力及び計算に反映されます。
■泥水処理装置設定■
・ 送排泥管諸元、土質区分・施工区分、一次処理機、二次処理機、攪拌機付水槽、溶解槽(CMC)、水槽、アルカリ水中和装置、粘土槽、土砂ホッパの設定が可能です。
■掘削機設定■
・ 掘削機外径及び掘削機長の設定可能。
■ポンプ性能曲線■
・ 送排泥ポンプおよび中継ポンプの口径、回転数(揚程)、動力、効率、ポンプ規格の設定可能。
管諸元の設定
鉄筋コンクリート管(JSWAS A-2、JSWAS A-6、JSWAS A-8)、塩化ビニル管(JSWAS K-6、JSWAS K-12)、陶管(JSWAS R-3)の各諸元値をあらかじめ諸元データとして登録することが可能で追加、変更および削除等の編集を随時行うことができます。また、管諸元データのみを諸元データファイルとして保存することが可能です。
・
管諸元データは、他の「Civil Plaza」商品にも利用できます。
CivilPlazaシリーズと同じ基本機能・・・・
・ Word出力など、他のCivilPlazaシリーズと同じ基本機能を有しておりますので、土質データも共有可能で操作も同じですの
で戸惑うことがなく使用できます。 お問い合わせ
上記についてご不明な点が御座いましたら、お近くの弊社営業所までお問い合わせください。
尚、上記記載内容につきましては改良のため予告なしに変更する場合があります。
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