製品情報　＞　円形管きょの耐震設計（オプション）の主な機能〜

本プログラムは、「下水道施設の耐震対策指針と解説1997年版（日本下水道協会）」および「下水道施設耐震計算例　管路施設編2001年版（日本下水道協会）」をもとに『円形管きょの耐震設計』を行い、報告書タイプの計算結果を出力します。
　※円形管きょの耐震設計[レベル１]の場合でも全ての計算が可能ですが、
　 　設計条件の設計地震動については[レベル１]のみ計算可能になります。
　※動作には基本システムが必要となります。
　　
　　 　　

　◆「下水道施設の耐震対策指針と解説 2006年版（日本下水道協会）」に対応した、下水道施設の耐震設計Ver3.0の追加機能は、こちらから

　◆日本下水道協会HPで公開された「下水道施設耐震計算例−管路施設編−」改訂に対応した、下水道施設の耐震設計Ver3.1の追加機能は こちら

・人孔と差込継手構造の本管（人孔から一本目の本管）の接合部の屈曲角、および、抜出し量の検討を行います。
・人孔と差込継手構造の本管の接合部の検討は下記の３項目により行います。
　　①地震動による屈曲角
　　②地盤の永久ひずみによる抜出し量
　　③地震動による抜出し量
　　　

差込継手構造の管きょと管きょの継手部の検討

・差込継手構造の管きょと管きょの接合部の屈曲角、および、抜出し量の検討を行います。
・差込継手構造の管きょと管きょの接合部の検討は下記５項目により行います。
　　①地震動による屈曲角
　　②地盤の永久ひずみによる抜出し量
　　③地震動による抜出し量
　　④地盤の沈下による抜出し量と屈曲角
　　⑤地盤急変部での抜出し量
　　　　

差込継手構造の剛性管の鉛直断面の検討（近似計算法）

・常時の荷重のほかに、応答変位法による水平方向の変位振幅により、
　地震時の差込継手構造の剛性管の近似計算法による鉛直断面の検討を行います。
　　　

差込継手構造のダクタイル鋳鉄管（圧送管）の管軸方向断面の検討

・応答変位法による水平方向の変位振幅により、地震時の差込継手構造のダクタイル鋳鉄管（圧送管）の管軸方向断面の検討を行います。
　　　

差込継手構造の剛性管・鉄筋コンクリート管・陶管の鉛直断面の検討

・常時の荷重のほかに、地震動による深さ方向の相対変位を地盤バネを介して、外力に変換した地震時水平土圧により、地震時の差込継手構造の剛性管の鉛直断面の検討を行います。
・「鉄筋コンクリート管の鉛直断面の検討」または、「陶管の鉛直断面の検討」を指定した場合は、「下水道施設耐震計算例 管路施設編2001年度版（日本下水道協会）」に記載されている各設計条件を自動的に設定し、最小の入力条件のみで鉛直断面の検討を行うことができます。
・「設計条件」で詳細出力を行う前に、画面上で断面力図の確認を行いながら安全性の照査を行うことが可能です。
・「設計条件」で一部の設計条件に変更した複数の断面力図を同時に表示することによる検討をスムーズに行うことが可能です。
・「設計条件」では計算書類等を作成する時に必要な部分のみの詳細出力を行うことが可能です。
　　　

差込継手構造のたわみ性管の鉛直断面の検討（近似計算法）

・常時の荷重のほかに、応答変位法による水平方向の変位振幅により、地震時の差込継手構造の塩化ビニル管・強化プラスチック管・ダクタイル鋳鉄管（自然流下管）の近似計算法による鉛直断面の検討を行います。
　　　

差込継手構造の塩ビ管の管軸方向断面の検討

・応答変位法による水平方向の変位振幅により、地震時の差込継手構造の塩化ビニル管の管軸方向断面の検討を行います。
　　

人孔と一体構造の塩ビ管の接合部の検討

・人孔と一体構造の塩化ビニル管の接合部の屈曲角、および、抜出し量の検討を行います。
・人孔と一体構造の塩化ビニル管の接合部の検討は下記の４項目により行われます。
　　①地震動による屈曲角
　　②地震の沈下による抜出し量
　　③地震動による抜出し量
　　④側方流動による抜出し量
　　

一体構造の塩ビ管の管軸方向断面の検討

・応答変位法による水平方向の変位振幅により、地震時の一体構造の塩化ビニル管の管軸方向断面の検討を行います。
　　　　

管諸元設定

・「円形管きょの耐震設計」で使用する管諸元データは、追加・変更・編集も可能です。
・管諸元データのみを諸元データファイルとして保存することが可能です。
　標準の管諸元データは、下記の内容です。ただし、耐震設計の検討によっては対応できない管種があります。

　　・鉄筋コンクリート管（Ａ-1）
　　・推進工法鉄筋コンクリート管（Ａ-2）
　　・鉄筋コンクリート卵形管（Ａ-5）
　　・小口径推進工法用鉄筋コンクリート管（Ａ-6）
　　・ガラス繊維推進工法用鉄筋コンクリート管（Ａ-8）
　　・台付鉄筋コンクリート管（Ａ-9）
　　・コア式プレストレストコンクリート管

　　・陶製卵形管（Ｒ-1）
　　・陶製管（Ｒ-2）
　　・推進工法用陶製管（Ｒ-3）
　　・ハイセラミック管

　　・硬質塩化ビニル管（Ｋ-1）
　　・強化プラスチック複合管（Ｋ-2）
　　・硬質塩化ビニル卵形管（Ｋ-3）
　　・高剛性硬質塩化ビニル卵形管（Ｋ-4）
　　・高剛性硬質塩化ビニル管（Ｋ-5）
　　・推進工法用硬質塩化ビニル管（Ｋ-6）
　　・レジンコンクリート管（Ｋ-11）
　　・推進工法用レジンコンクリート管（Ｋ-12）
　　・リブ付硬質塩化ビニル管（Ｋ-13）
　　・ポリエチレン管（Ｋ-14）

　　・ダクタイル鋳鉄管（Ｇ-1）
　　・推進工法用ダクタイル鋳鉄管（Ｇ-2）

管諸元データは、他の『Civil Pocket』商品にも利用できます。

CivilPlazaシリーズと同じ基本機能・・・・

・Word出力など、他のCivilPlazaシリーズと同じ基本機能を有しておりますので、土質データも共有可能で操作も同じですので戸惑うことがなく使用できます。

■定価■                 150,000円(税抜き)：レベル１

　　　　　　　　　　　　　 500,000円（税抜き）：レベル１/レベル２

■保守料金(年額)■    30,000円(税抜き)